KICK OFF |
1:00
早稲田大学東伏見サッカーグラウンド
SHIBUYA CITY FC
早稲田大学ア式蹴球部FC
1
0
2023シーズン 東京都社会人サッカーリーグ1部
2023年5月21日
GAME RESULT
GAME REPORT
ハイライト動画
マッチレポート
1ヶ月ぶりの公式戦となった前節。常にボールを握り攻める展開の中で、なかなかゴールをこじ開けられなかったものの、焦れずに戦い続け見事勝利を収めた。惜しくも開幕戦は落としたものの、その後は無傷の4連勝で順位表でも4位まで浮上した。
そんな中迎えた5月3連戦の2戦目。相手は早稲田大学ア式蹴球部FC。今季初の大学生チームとの公式戦で、ここ数日の気温の上昇もあいまって、勢いと技術のある難敵とのハードなゲームが繰り広げられた。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節から中盤より前の4人を変更。GKは2試合連続で#38佐藤海斗が務め、最終ラインは左から#6 阿部翔平、#20 岩沼俊介、#41 渡邊大生、#50 景山豪。中盤はアンカーポジションに#4 土田直輝が入り、その前に#14 本田憲弥、#8 植松亮が並ぶ。3トップは左から#11 河西守生、#98 伊藤隆人、そして#77 轟木雄基という布陣に。#11 河西は今季初めてスタメンに名を連ね、#77 轟木は今季初出場となった。
試合もまだ落ち着かない前半4分、チャンスを掴んだのはSHIBUYA CITY FC。スローインのこぼれ球を#6 阿部が蹴り返し、高く上がったボールは#98 伊藤へ。競り合った際に、相手DFがファールをしたとして、PKを獲得した。
これを#98 伊藤がキーパーの逆をついて自ら沈め、SHIBUYA CITY FCが先制に成功する。PKを蹴った#98 伊藤は第3節のZION FCとの一戦で失敗してしまっていただけに、ここで決めることができたのは、本人にとってもチームにとっても大きなゴールとなっただろう。
その後もチャンスを迎えるSHIBUYA CITY FC。11分には#4 土田のスルーパスに抜け出した#11 河西が、16分には#8 植松が相手DF5人の間をドリブルで突破し決定機を迎えるも、体を張った守備に阻まれる。
前半終了間際の40分には、左サイドでボールを持った#6 阿部を起点に、#11 河西→#98 伊藤と繋ぎ、折り返したボールに#77 轟木が詰めるも、惜しくもゴールとはならない。
1−0で折り返したハーフタイムに#77 轟木に替えて#2 山内稔之を投入。リーグ戦ではここまで左サイドでの起用が中心となっていた#2 山内だが、この試合はそのまま#77 轟木が務めていた右サイドに入った。
後半はボールを握られる展開が続き、守備に回ることが増えていく。そんな中で、高い技術と勢いを持って攻め立てる早稲田の攻撃を、交代選手も投入しながらチーム一丸となって体を張り、戦い続けた。
41分には、相手コーナーキックをファーで合わせられ、大きなピンチを迎えるも#38佐藤がビッグセーブ。大きな体躯を躍動させチームのピンチを救った。このシーン以外にも、相手のクロスボールやシュートに対して安定感をみせ、守護神としての役割を存分に果たした。
このまま1点を守り抜き1−0で勝利。これで5連勝となり上位進出の足がかりとなる勝ち点を積み上げた。
苦しい展開が続く中でも、チームを支えたのはセットプレーと選手層の厚さだ。#6 阿部、#41 渡邊という優秀な左右のキッカーが揃うセットプレーは試合の展開に拘らず得点の機会となりうる。また、気温が高く、運動量が増える試合でも、5人の選手交代枠を存分に生かし90分を通してチームとしての強度を落とさずに戦う力を今シーズンのSHIBUYA CITY FCは持っている。
何より、苦しい試合展開を耐え抜き、勝ち切ったことは非常に大きな収穫だといえる。これまでは、攻めあぐねる展開の中で、後半に先制点を挙げ勝利をつかむ流れが多かった。一方で、唯一前半のうちに先制点を挙げた開幕節は、その先制点を守りきれずの敗北となってしまった。それだけに、早くに先制点を挙げ、その一点を守り切った集中力と戦う姿勢は、チームに新たな勝ちパターンと自信を与える一戦となったのではないだろうか。
一方で、攻め切ることができず「重心が下がってしまった」のは、増嶋監督も試合後に語ってくれていた点である。次節まで1週間という短い期間ではあるが、少しでも改善を図りながら準備を進めていくだろう。
連戦連勝で来ている中、次節は首位に位置するFC N.との一戦。日本大学サッカー部のチームであり、今節と同様、フレッシュな大学生を相手によりハードな試合が予想される。上位対決となる次節、早くもシーズンの行方を占う重要な一戦に臨む。
■次の試合情報
大会 :東京都社会人サッカーリーグ1部 第7節
対戦相手 :FC N.
日時 :2023年5月28日(日) 10:00キックオフ
会場 :日本大学稲城総合グラウンド
観戦 :無料
ハイライト動画
マッチレポート
1ヶ月ぶりの公式戦となった前節。常にボールを握り攻める展開の中で、なかなかゴールをこじ開けられなかったものの、焦れずに戦い続け見事勝利を収めた。惜しくも開幕戦は落としたものの、その後は無傷の4連勝で順位表でも4位まで浮上した。
そんな中迎えた5月3連戦の2戦目。相手は早稲田大学ア式蹴球部FC。今季初の大学生チームとの公式戦で、ここ数日の気温の上昇もあいまって、勢いと技術のある難敵とのハードなゲームが繰り広げられた。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節から中盤より前の4人を変更。GKは2試合連続で#38佐藤海斗が務め、最終ラインは左から#6 阿部翔平、#20 岩沼俊介、#41 渡邊大生、#50 景山豪。中盤はアンカーポジションに#4 土田直輝が入り、その前に#14 本田憲弥、#8 植松亮が並ぶ。3トップは左から#11 河西守生、#98 伊藤隆人、そして#77 轟木雄基という布陣に。#11 河西は今季初めてスタメンに名を連ね、#77 轟木は今季初出場となった。
試合もまだ落ち着かない前半4分、チャンスを掴んだのはSHIBUYA CITY FC。スローインのこぼれ球を#6 阿部が蹴り返し、高く上がったボールは#98 伊藤へ。競り合った際に、相手DFがファールをしたとして、PKを獲得した。
これを#98 伊藤がキーパーの逆をついて自ら沈め、SHIBUYA CITY FCが先制に成功する。PKを蹴った#98 伊藤は第3節のZION FCとの一戦で失敗してしまっていただけに、ここで決めることができたのは、本人にとってもチームにとっても大きなゴールとなっただろう。
その後もチャンスを迎えるSHIBUYA CITY FC。11分には#4 土田のスルーパスに抜け出した#11 河西が、16分には#8 植松が相手DF5人の間をドリブルで突破し決定機を迎えるも、体を張った守備に阻まれる。
前半終了間際の40分には、左サイドでボールを持った#6 阿部を起点に、#11 河西→#98 伊藤と繋ぎ、折り返したボールに#77 轟木が詰めるも、惜しくもゴールとはならない。
1−0で折り返したハーフタイムに#77 轟木に替えて#2 山内稔之を投入。リーグ戦ではここまで左サイドでの起用が中心となっていた#2 山内だが、この試合はそのまま#77 轟木が務めていた右サイドに入った。
後半はボールを握られる展開が続き、守備に回ることが増えていく。そんな中で、高い技術と勢いを持って攻め立てる早稲田の攻撃を、交代選手も投入しながらチーム一丸となって体を張り、戦い続けた。
41分には、相手コーナーキックをファーで合わせられ、大きなピンチを迎えるも#38佐藤がビッグセーブ。大きな体躯を躍動させチームのピンチを救った。このシーン以外にも、相手のクロスボールやシュートに対して安定感をみせ、守護神としての役割を存分に果たした。
このまま1点を守り抜き1−0で勝利。これで5連勝となり上位進出の足がかりとなる勝ち点を積み上げた。
苦しい展開が続く中でも、チームを支えたのはセットプレーと選手層の厚さだ。#6 阿部、#41 渡邊という優秀な左右のキッカーが揃うセットプレーは試合の展開に拘らず得点の機会となりうる。また、気温が高く、運動量が増える試合でも、5人の選手交代枠を存分に生かし90分を通してチームとしての強度を落とさずに戦う力を今シーズンのSHIBUYA CITY FCは持っている。
何より、苦しい試合展開を耐え抜き、勝ち切ったことは非常に大きな収穫だといえる。これまでは、攻めあぐねる展開の中で、後半に先制点を挙げ勝利をつかむ流れが多かった。一方で、唯一前半のうちに先制点を挙げた開幕節は、その先制点を守りきれずの敗北となってしまった。それだけに、早くに先制点を挙げ、その一点を守り切った集中力と戦う姿勢は、チームに新たな勝ちパターンと自信を与える一戦となったのではないだろうか。
一方で、攻め切ることができず「重心が下がってしまった」のは、増嶋監督も試合後に語ってくれていた点である。次節まで1週間という短い期間ではあるが、少しでも改善を図りながら準備を進めていくだろう。
連戦連勝で来ている中、次節は首位に位置するFC N.との一戦。日本大学サッカー部のチームであり、今節と同様、フレッシュな大学生を相手によりハードな試合が予想される。上位対決となる次節、早くもシーズンの行方を占う重要な一戦に臨む。
■次の試合情報
大会 :東京都社会人サッカーリーグ1部 第7節
対戦相手 :FC N.
日時 :2023年5月28日(日) 10:00キックオフ
会場 :日本大学稲城総合グラウンド
観戦 :無料