KICK OFF |
4:05
非公開
SHIBUYA CITY FC
三菱UFJ銀行
3
0
東京都社会人サッカーリーグ1部 1stステージ
2022年3月27日
GAME RESULT
GAME REPORT
ハイライト動画
試合後インタビュー
●阿部翔平 選手兼任監督 ーー選手兼任監督として ここまで充実した準備ができていて、この試合を迎えるにあたって自分たちのやることにとても期待をしていて、期待が高かった分、最初は緊張してうまく得点に結びつかない時間があったと思います。 その中でも後半まで走り切ること、得点することができました。初戦はそういうものっていうのはあるのでこれから課題をしっかりクリアできていけばいいと思います。
ーー開幕に向けて準備してきたこと 選手としても、もちろんいいトレーニングもできました。(チームとして)考えているのが運動量を発揮するというスタイルだったのですが、相手が引いて守って停滞させることを狙っていたのでう、そこがなかなか出せなかったと思っています。 でもうまくポジション取りをすることで、(停滞感)を解消できたと思いますし最後まで得点を狙い続けて3点取れたことはよかったです。 相手の出方やポジションを見てどこに配置するかという点を特にやってきたところであって、そこを意識できたと思います。 ただ1選手をそのポジションに固定するのではなく、流動的に誰がそこに入ってくるという認識が選手間でかなり出来ていると思います。
ーー次節に向けて 今年はより躍動感を出していきたいと思います。 躍動感を出すためにはいいポジションを取って、攻撃始めるというところがすごく大事だと思うので、ベースの部分をしっかりまた継続し、そこから前向きにどんどん走って、どんどん選手が出てくるというスタイルを皆さんに感じてもらえたらいいなと思いますし、それをしっかり得点につなげるというところを次の試合までにトレーニングを重ねて結果に繋がるように頑張っていきたいと思います。
●戸田和幸 テクニカルダイレクター兼コーチ メンバーの選考について メンバーについては、トレーニングとこれまでの練習試合でのパフォーマンスを見て、我々にとってはまず取り組んできたものをしっかりピッチで目一杯表現するというところで選手を選びました。 対戦相手があることなので、相手のプレースタイルや能力・特徴に合わせたり、より細かく相手を分析していくことも今後は考えられますが、まずは自分たちがシーズン始動から10週間どれぐらいやってきたのかということを自信をもって表現し、相手を上回って勝つというところで選手を選び、ピッチに送り出しました。
ーー試合内容について トレーニングで行ってきたことを踏まえて必要なことがアクションとして作れるか。 前半は少し苦労しているように見えました。決断をするまでに時間を掛け過ぎていたことや、ボールを保持する時の立ち位置の部分が少し気になったので飲水タイムとハーフタイムで改善のための指示を与えました。
ただそれより何より僕が伝えたのは、この試合で自分たちが何を表現をして自分たちが何を感じて、もしくは伝えたいのかということをもう1回思い返した時に例えプレーが1回2回うまくいかなくても天を仰いだり下を向いたり、それでいいのかと話しました。
ーーファン・サポーターの皆様へ まだ、なかなかお会いできていないですが、チームとクラブを応援して支えてくださってる方々がいるのはもちろん知っています。我々がその方々にしっかり伝えることができる場はこのピッチです。今日は少し硬さがありましたが、試合をトータルで見ていただいたときに伝わったものがあったと思います。 走る部分、コミュニケーションの部分、ゴールに向かうアクションも含め、尻上がりに伝えられた部分があると思うので、次の試合はスタートからもっと躍動して応援してくれてる方々に楽しんでもらい、その上で勝ってみんなで喜べるような試合が作れるようにまた2週間頑張ろうと思います。
●宮崎泰右 選手 ーー試合を振り返って 開幕戦はすごい難しい部分を選手一人一人感じていたと思いますが、後半なるにつれて緊張感もとけて自分たちのやりたい形での得点を取れたというのは非常に良かった試合展開だと思います。準備してきたものを出せたかと言うと、そうではなかったかなと思うんですけど 相手ありきの戦術なので、今日は相手が引いて引いて守って、カウンターを狙ってくるチームだったので自分たちがやろうと思っている前からプレスをしてそこからのカウンターを あまり出せなかったかなと思います。結果的にはそれ以外のところで練習してる部分が最後のクオリティーの部分で出せたのはよかったかなと思っています。
ーーキャプテンとしての役割 あまり昨シーズンと変わらず、若手選手やベテラン選手の間に入ることを心がけています。社長(小泉翔)からも言われているところなので、色んな選手とコミュニケーション取ってチームをより良い方向に進めていければと思います。そこは去年から変わらずやっている部分であるので変わらずやっていきます。 また、翔平さん(阿部翔平)が監督になったり戸田さんがコーチに加わってくれたところがチームにとって凄いプラスにしかなってないというか本当にチーム全員が聞く耳を持つというか、その一言一言に対して聞く耳を持って練習に参加できているところが良い習慣になってるのかなと感じています。
ーーファン・サポーターの皆様へ 昨シーズンは引き分けからスタートしてしまってそのあとなかなか勝つことができませんでしたが、開幕戦3-0という形で勝って、今年は開幕戦勝ちでスタートできたこの勢いを続けて昇格という夢に向けて日々努力していければと思うので、引き続き応援をよろしくお願いします。
●河西守生 選手 ーー試合を振り返って みんな開幕するということで少し緊張した部分で、硬く入ったなというのはありました。なかなか自分たちのサッカーができなかった中で先制点決めることができ、みんな緊張もほぐれたかなと思うので先制点を決めることができよかったです。 今年は前で、チームの誰よりも走ろうと思っています。プレスであったり裏の抜け出しだったりっていうのは戸田さんからずっと言われています。今日はそれをまずみんなに見せて、表現できたらなって思っていたので、その面は上手くいったかなと思います。
ーーファン・サポーターの皆様へ 今日は応援ありがとうございました。何とか初戦勝つことが出来ました。 勝つことが出来たのは応援してくださるファン、スポンサーの皆様のおかげだと思っています。 次の試合も一生懸命、選手たちはボールを追いかけるので応援よろしくお願いします。ありがとうございました。
試合前 選手コメント
●宮崎 泰右 ――今シーズンの開幕戦まであとわずかとなりました。ご自身の状態やチームの調子はいかがですか? 「チームとしては非常にいい状態だと感じています。昨年よりも選手1人ひとりのモチベーションがはるかに高いし、全員がしっかり動けていると感じるので、このまま怪我なく、風邪を引かず、体調を崩すことのないように、リーグ開幕戦に臨めればいいのかなと思っています。個人としてはコンディションは非常に上がってきている感じがするので、あとはどれだけゴールに絡めるか、チームの得点源、アシスト源になれるかが課題になってくるので、そこを突き詰めていきたいと思っています」
――関東リーグ昇格のためには、まず全勝を狙っていかなければいけない中で、開幕戦の重要性をどう捉えていますか? 「昨年は開幕戦で引き分けてしまって、そこから引き分けが続いたり、負けてしまったりでいい流れに乗れませんでした。だからこそ、その重要性を強く実感しています。開幕戦で勝つことによって、その勢いで突き進んでいくことができると思いますし、勝てればチームもいい状態になっていくと思っています」
――開幕戦で勝利するためのポイントはどこにあると考えていますか? 「特に相手を気にすることなく、自分たちが目指しているサッカーをしっかり体現できれば絶対にゴールを決められると思います。守備の部分でも経験豊富なチームの要になってくれる選手たちがいますし、周りを信頼しながら、まずは自分たちのやるべきことをしっかりやっていくことが大事だと思っています」
●河西 守生 ――いよいよ新シーズン開幕戦が迫ってきました。今の心境を教えてください。 「大卒2年目なので、もう後がないという気持ちです。今年1年でサッカー人生が終わってしまうかもしれないという気持ちで臨んでいます。チームとしても個人としても絶好調なので、だからこそ集中を切らさず、怪我などに気をつけながらやっていきたいと思っています」
――金髪にしたのは「後がない」という覚悟の表れですか? 「いや、金髪にした理由としては、何とかして目立てないかなと(笑)。今年は寅年で、僕は年男なので金髪にして目立とうかなと思っています」
――今年から背番号を「11」に変更した理由は? 「11番にした理由は、昨年まで在籍していた塩さん(塩谷彦人)が、引退前に『守生にぜひ着けてほしい』と言ってくれたからです。塩さんはクラブのバンディエラ(=長く1つのクラブに所属している象徴的な選手)だったので、その思いを受け継いで11番を背負っています」
――「11番を着けてほしい」と言われた時は、どんなことを感じましたか? 「すごくうれしかったです。塩さんはSHIBUYA CITY FCの歴史を作ってきた選手で、ずっと着けてきた番号ですし、『着けてほしい』と言われた時はすごくうれしくて、来年は覚悟を持ってやらなければいけないという気持ちになりました。それで覚悟が決まりました」
――11番を背負うからには、中心選手としての自覚も芽生えてきているのではないかと思います。 「昇格というのは絶対目標だとチーム全員が理解していると思うので、自分の力をチームに還元して、目標達成に貢献したいです。昨年のシーズンが終わってから、『来年は死ぬ気で全てを賭けてやらなければいけない』と心に決めていたので、覚悟を持って戦います」
――昨年は複数のポジションを経験しました。2年目になって大卒の後輩も入ってきていますが、チーム内での役割はどんなものになりそうですか? 「僕は決してボールさばきがうまい方ではないので、最後までボールを追うことや、ラインから外に出そうなボールに食らいつくこと、そして普通の選手が諦めそうなところでも自分は最後までボールを追って、体を張って、チームに少しでも勇気を与えられたらという思いがあります。もしチームのムードが沈んでいる時は、自分が声を出して、盛り上げて、プレーで引っ張っていけたら。それが自分の役割だと思いますし、自分の長所も体を張ったり、前線からボールを追いかけたり、アグレッシブな部分だと思うので、それを少しでもチームに還元したいです」
――昨年は開幕戦で引き分けてしまい、なかなか勢いに乗れませんでした。それも踏まえて今年の開幕戦の重要性をどのように考えていますか? 「開幕戦は本当にシーズンを占う試合だと思います。開幕戦に勝てば必ずチームは上にいけると思うし、調子もどんどん上がっていくと思うので、今シーズンのチームの全てを決める一戦という気持ちで勝ちにいきたいと思います」
――個人としての今シーズンの目標も教えてください。 「ゴールもアシストも二桁です。昨シーズン開幕前はサイドバックだったので『5ゴールが目標』と言っていたんですけど、3ゴールに終わってしまって、途中で怪我もしてしましました。今年は前線で使ってもらっているので、必ず二桁ゴールと二桁アシストを達成したいと思います。昨年は(宮崎)泰右さんがチーム内得点王でしたけど、今年は泰右さんが3点決めたら僕は4点決めるし、泰右さんがアシストしたら、それ以上にアシストするので。常に泰右さんをめちゃくちゃライバル視しています。泰右さんは昨年ハットトリックも一度達成しているので、とりあえずその遅れを取り返すために、僕は開幕戦でハットトリックを狙います」
ハイライト動画
試合後インタビュー
●阿部翔平 選手兼任監督 ーー選手兼任監督として ここまで充実した準備ができていて、この試合を迎えるにあたって自分たちのやることにとても期待をしていて、期待が高かった分、最初は緊張してうまく得点に結びつかない時間があったと思います。 その中でも後半まで走り切ること、得点することができました。初戦はそういうものっていうのはあるのでこれから課題をしっかりクリアできていけばいいと思います。
ーー開幕に向けて準備してきたこと 選手としても、もちろんいいトレーニングもできました。(チームとして)考えているのが運動量を発揮するというスタイルだったのですが、相手が引いて守って停滞させることを狙っていたのでう、そこがなかなか出せなかったと思っています。 でもうまくポジション取りをすることで、(停滞感)を解消できたと思いますし最後まで得点を狙い続けて3点取れたことはよかったです。 相手の出方やポジションを見てどこに配置するかという点を特にやってきたところであって、そこを意識できたと思います。 ただ1選手をそのポジションに固定するのではなく、流動的に誰がそこに入ってくるという認識が選手間でかなり出来ていると思います。
ーー次節に向けて 今年はより躍動感を出していきたいと思います。 躍動感を出すためにはいいポジションを取って、攻撃始めるというところがすごく大事だと思うので、ベースの部分をしっかりまた継続し、そこから前向きにどんどん走って、どんどん選手が出てくるというスタイルを皆さんに感じてもらえたらいいなと思いますし、それをしっかり得点につなげるというところを次の試合までにトレーニングを重ねて結果に繋がるように頑張っていきたいと思います。
●戸田和幸 テクニカルダイレクター兼コーチ メンバーの選考について メンバーについては、トレーニングとこれまでの練習試合でのパフォーマンスを見て、我々にとってはまず取り組んできたものをしっかりピッチで目一杯表現するというところで選手を選びました。 対戦相手があることなので、相手のプレースタイルや能力・特徴に合わせたり、より細かく相手を分析していくことも今後は考えられますが、まずは自分たちがシーズン始動から10週間どれぐらいやってきたのかということを自信をもって表現し、相手を上回って勝つというところで選手を選び、ピッチに送り出しました。
ーー試合内容について トレーニングで行ってきたことを踏まえて必要なことがアクションとして作れるか。 前半は少し苦労しているように見えました。決断をするまでに時間を掛け過ぎていたことや、ボールを保持する時の立ち位置の部分が少し気になったので飲水タイムとハーフタイムで改善のための指示を与えました。
ただそれより何より僕が伝えたのは、この試合で自分たちが何を表現をして自分たちが何を感じて、もしくは伝えたいのかということをもう1回思い返した時に例えプレーが1回2回うまくいかなくても天を仰いだり下を向いたり、それでいいのかと話しました。
ーーファン・サポーターの皆様へ まだ、なかなかお会いできていないですが、チームとクラブを応援して支えてくださってる方々がいるのはもちろん知っています。我々がその方々にしっかり伝えることができる場はこのピッチです。今日は少し硬さがありましたが、試合をトータルで見ていただいたときに伝わったものがあったと思います。 走る部分、コミュニケーションの部分、ゴールに向かうアクションも含め、尻上がりに伝えられた部分があると思うので、次の試合はスタートからもっと躍動して応援してくれてる方々に楽しんでもらい、その上で勝ってみんなで喜べるような試合が作れるようにまた2週間頑張ろうと思います。
●宮崎泰右 選手 ーー試合を振り返って 開幕戦はすごい難しい部分を選手一人一人感じていたと思いますが、後半なるにつれて緊張感もとけて自分たちのやりたい形での得点を取れたというのは非常に良かった試合展開だと思います。準備してきたものを出せたかと言うと、そうではなかったかなと思うんですけど 相手ありきの戦術なので、今日は相手が引いて引いて守って、カウンターを狙ってくるチームだったので自分たちがやろうと思っている前からプレスをしてそこからのカウンターを あまり出せなかったかなと思います。結果的にはそれ以外のところで練習してる部分が最後のクオリティーの部分で出せたのはよかったかなと思っています。
ーーキャプテンとしての役割 あまり昨シーズンと変わらず、若手選手やベテラン選手の間に入ることを心がけています。社長(小泉翔)からも言われているところなので、色んな選手とコミュニケーション取ってチームをより良い方向に進めていければと思います。そこは去年から変わらずやっている部分であるので変わらずやっていきます。 また、翔平さん(阿部翔平)が監督になったり戸田さんがコーチに加わってくれたところがチームにとって凄いプラスにしかなってないというか本当にチーム全員が聞く耳を持つというか、その一言一言に対して聞く耳を持って練習に参加できているところが良い習慣になってるのかなと感じています。
ーーファン・サポーターの皆様へ 昨シーズンは引き分けからスタートしてしまってそのあとなかなか勝つことができませんでしたが、開幕戦3-0という形で勝って、今年は開幕戦勝ちでスタートできたこの勢いを続けて昇格という夢に向けて日々努力していければと思うので、引き続き応援をよろしくお願いします。
●河西守生 選手 ーー試合を振り返って みんな開幕するということで少し緊張した部分で、硬く入ったなというのはありました。なかなか自分たちのサッカーができなかった中で先制点決めることができ、みんな緊張もほぐれたかなと思うので先制点を決めることができよかったです。 今年は前で、チームの誰よりも走ろうと思っています。プレスであったり裏の抜け出しだったりっていうのは戸田さんからずっと言われています。今日はそれをまずみんなに見せて、表現できたらなって思っていたので、その面は上手くいったかなと思います。
ーーファン・サポーターの皆様へ 今日は応援ありがとうございました。何とか初戦勝つことが出来ました。 勝つことが出来たのは応援してくださるファン、スポンサーの皆様のおかげだと思っています。 次の試合も一生懸命、選手たちはボールを追いかけるので応援よろしくお願いします。ありがとうございました。
試合前 選手コメント
●宮崎 泰右 ――今シーズンの開幕戦まであとわずかとなりました。ご自身の状態やチームの調子はいかがですか? 「チームとしては非常にいい状態だと感じています。昨年よりも選手1人ひとりのモチベーションがはるかに高いし、全員がしっかり動けていると感じるので、このまま怪我なく、風邪を引かず、体調を崩すことのないように、リーグ開幕戦に臨めればいいのかなと思っています。個人としてはコンディションは非常に上がってきている感じがするので、あとはどれだけゴールに絡めるか、チームの得点源、アシスト源になれるかが課題になってくるので、そこを突き詰めていきたいと思っています」
――関東リーグ昇格のためには、まず全勝を狙っていかなければいけない中で、開幕戦の重要性をどう捉えていますか? 「昨年は開幕戦で引き分けてしまって、そこから引き分けが続いたり、負けてしまったりでいい流れに乗れませんでした。だからこそ、その重要性を強く実感しています。開幕戦で勝つことによって、その勢いで突き進んでいくことができると思いますし、勝てればチームもいい状態になっていくと思っています」
――開幕戦で勝利するためのポイントはどこにあると考えていますか? 「特に相手を気にすることなく、自分たちが目指しているサッカーをしっかり体現できれば絶対にゴールを決められると思います。守備の部分でも経験豊富なチームの要になってくれる選手たちがいますし、周りを信頼しながら、まずは自分たちのやるべきことをしっかりやっていくことが大事だと思っています」
●河西 守生 ――いよいよ新シーズン開幕戦が迫ってきました。今の心境を教えてください。 「大卒2年目なので、もう後がないという気持ちです。今年1年でサッカー人生が終わってしまうかもしれないという気持ちで臨んでいます。チームとしても個人としても絶好調なので、だからこそ集中を切らさず、怪我などに気をつけながらやっていきたいと思っています」
――金髪にしたのは「後がない」という覚悟の表れですか? 「いや、金髪にした理由としては、何とかして目立てないかなと(笑)。今年は寅年で、僕は年男なので金髪にして目立とうかなと思っています」
――今年から背番号を「11」に変更した理由は? 「11番にした理由は、昨年まで在籍していた塩さん(塩谷彦人)が、引退前に『守生にぜひ着けてほしい』と言ってくれたからです。塩さんはクラブのバンディエラ(=長く1つのクラブに所属している象徴的な選手)だったので、その思いを受け継いで11番を背負っています」
――「11番を着けてほしい」と言われた時は、どんなことを感じましたか? 「すごくうれしかったです。塩さんはSHIBUYA CITY FCの歴史を作ってきた選手で、ずっと着けてきた番号ですし、『着けてほしい』と言われた時はすごくうれしくて、来年は覚悟を持ってやらなければいけないという気持ちになりました。それで覚悟が決まりました」
――11番を背負うからには、中心選手としての自覚も芽生えてきているのではないかと思います。 「昇格というのは絶対目標だとチーム全員が理解していると思うので、自分の力をチームに還元して、目標達成に貢献したいです。昨年のシーズンが終わってから、『来年は死ぬ気で全てを賭けてやらなければいけない』と心に決めていたので、覚悟を持って戦います」
――昨年は複数のポジションを経験しました。2年目になって大卒の後輩も入ってきていますが、チーム内での役割はどんなものになりそうですか? 「僕は決してボールさばきがうまい方ではないので、最後までボールを追うことや、ラインから外に出そうなボールに食らいつくこと、そして普通の選手が諦めそうなところでも自分は最後までボールを追って、体を張って、チームに少しでも勇気を与えられたらという思いがあります。もしチームのムードが沈んでいる時は、自分が声を出して、盛り上げて、プレーで引っ張っていけたら。それが自分の役割だと思いますし、自分の長所も体を張ったり、前線からボールを追いかけたり、アグレッシブな部分だと思うので、それを少しでもチームに還元したいです」
――昨年は開幕戦で引き分けてしまい、なかなか勢いに乗れませんでした。それも踏まえて今年の開幕戦の重要性をどのように考えていますか? 「開幕戦は本当にシーズンを占う試合だと思います。開幕戦に勝てば必ずチームは上にいけると思うし、調子もどんどん上がっていくと思うので、今シーズンのチームの全てを決める一戦という気持ちで勝ちにいきたいと思います」
――個人としての今シーズンの目標も教えてください。 「ゴールもアシストも二桁です。昨シーズン開幕前はサイドバックだったので『5ゴールが目標』と言っていたんですけど、3ゴールに終わってしまって、途中で怪我もしてしましました。今年は前線で使ってもらっているので、必ず二桁ゴールと二桁アシストを達成したいと思います。昨年は(宮崎)泰右さんがチーム内得点王でしたけど、今年は泰右さんが3点決めたら僕は4点決めるし、泰右さんがアシストしたら、それ以上にアシストするので。常に泰右さんをめちゃくちゃライバル視しています。泰右さんは昨年ハットトリックも一度達成しているので、とりあえずその遅れを取り返すために、僕は開幕戦でハットトリックを狙います」