KICK OFF |
1:00
日本大学稲城総合グラウンド
SHIBUYA CITY FC
FC N.
1
0
2023シーズン 東京都社会人サッカーリーグ1部
2023年5月28日
GAME RESULT
GAME REPORT
5連勝と波に乗り迎えた第7節。首位との決戦となった今節は文字通り前半戦の大一番と呼ぶにふさわしい激しい試合となった。
相手のFCN.は日本大学サッカー部の選手たちによって構成されるチーム。試合開始時点で6勝1分と無敗で首位に立つ強敵で、SHIBUYA CITY FCにとっては前節から引き続き、フレッシュさに溢れる大学生チームとの一戦だ。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節から1人を変更。GKは3試合連続で#38佐藤海斗が務め、最終ラインは左から#6 阿部翔平、#20 岩沼俊介、#41 渡邊大生、#50 景山豪。中盤はアンカーポジションに#4 土田直輝が入り、その前に#14 本田憲弥、#8 植松亮が並ぶ。ここまでは前節と同じ顔ぶれとなった。3トップは左から#11 河西守生、真ん中に#98 伊藤隆人に代わって#28 布施周士、そして#77 轟木雄基という布陣に。勝利を掴んだ前節から大きく顔ぶれを変更しない中での試合となった。
試合は一進一退の攻防が続き、両チームともにシュートの少ない緊張感のある試合が展開された。そんな中でも、SHIBUYA CITY FCはボールを握る時間を少しずつ増やしながら、堅いゲーム展開のなかでも、セットプレーやカウンターから相手ゴールに迫るシーンを作り出す。
そして飲水タイムを挟み迎えた前半38分。中央ペナルティエリア手前の混戦を抜け出した#14 本田が#11 河西へスルーパスを送ると、相手DFに囲まれながらも冷静に流し込んだ#11 河西が見事GKとの1対1を制し待望の先制点を挙げる。このリードを保ったまま前半を1−0で折り返した。
メンバーを変えずに迎えた後半は、FC N.が攻勢を強める展開に。積極的なハイプレスと勢いに乗った攻撃に、SHIBUYA CITY FCは徐々に押し込まれる時間が増えていく。苦しい展開に対応すべく、SHIBUYA CITY FCは61分に#6 阿部に代わって#2 山内稔之を投入すると、続く69分には#28 布施、#77 轟木、#14 本田に代えて、#18 井上大地、#12 鈴木友也、#98 伊藤隆人を投入。この3枚代えで、#2 山内、#12 鈴木、#20 岩沼、#41 渡邊、#50 景山を並べる5バックへと変更し、チームのバランスを整える。
守る時間も長くなった中で、光っていたのはチーム全体のハードワークだ。とりわけ、交代するまでの#77 轟木や#14 本田をはじめとしたスタメン組は前線からのプレッシャーで相手のビルドアップを制限しながら、自陣にまで戻りブロックを形成するなど、豊富な運動量で大学生にも劣らない強度の高さを見せつけた。
82分には足を攣ってしまった#11 河西と#17 水野智大を交代。殊勲のゴールを挙げた11番は、得点以上にその運動量でチームに貢献し続けた。
その後も危ないシーンを迎えながらも、GK#38佐藤を中心に集中した守備をみせ相手の攻撃をシャットアウト。首位との一戦を見事1−0で勝ち切った。
5月の3連戦の最終戦となった今節。首位との一戦は予想通り決して簡単ではなかったが、掴み取った勝ち点3の価値は非常に大きい。
この試合を通して見られたのは、戦い方の幅の広さと、チームとして勝ち切る力だ。後半からのシステム変更は増嶋監督によれば「想定よりも少し早くなった」とのことだったが、相手に合わせて柔軟な戦い方を示すことができたのは非常に大きな収穫である。
また、ここまでの7試合を通じて、全く同じスタメンは1試合もない。例えば前節はベンチから外れた#28 布施はこの1週間を経てスタメンの座を勝ち取っている。そんな中で、開幕戦以降は6連勝と勝負強さを見せている。試合後に増嶋監督が語ってくれたように、「誰が出ても戦える」そして「勝ち切る力がある」ことを証明したここまでの前半戦となった。
なお、今節はこれまでチームを支えてくれていた田島トレーナーの最後の試合。これまでの献身に対して勝利という最高の形で送り出すことができた。
次節は6月18日。3週間もあれば、メンバーが再び大きく入れ替わっていても何も不思議ではない。見事3連勝で乗り越えた5月の勢いをそのままに、次節へと準備を進めていく。
5連勝と波に乗り迎えた第7節。首位との決戦となった今節は文字通り前半戦の大一番と呼ぶにふさわしい激しい試合となった。
相手のFCN.は日本大学サッカー部の選手たちによって構成されるチーム。試合開始時点で6勝1分と無敗で首位に立つ強敵で、SHIBUYA CITY FCにとっては前節から引き続き、フレッシュさに溢れる大学生チームとの一戦だ。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節から1人を変更。GKは3試合連続で#38佐藤海斗が務め、最終ラインは左から#6 阿部翔平、#20 岩沼俊介、#41 渡邊大生、#50 景山豪。中盤はアンカーポジションに#4 土田直輝が入り、その前に#14 本田憲弥、#8 植松亮が並ぶ。ここまでは前節と同じ顔ぶれとなった。3トップは左から#11 河西守生、真ん中に#98 伊藤隆人に代わって#28 布施周士、そして#77 轟木雄基という布陣に。勝利を掴んだ前節から大きく顔ぶれを変更しない中での試合となった。
試合は一進一退の攻防が続き、両チームともにシュートの少ない緊張感のある試合が展開された。そんな中でも、SHIBUYA CITY FCはボールを握る時間を少しずつ増やしながら、堅いゲーム展開のなかでも、セットプレーやカウンターから相手ゴールに迫るシーンを作り出す。
そして飲水タイムを挟み迎えた前半38分。中央ペナルティエリア手前の混戦を抜け出した#14 本田が#11 河西へスルーパスを送ると、相手DFに囲まれながらも冷静に流し込んだ#11 河西が見事GKとの1対1を制し待望の先制点を挙げる。このリードを保ったまま前半を1−0で折り返した。
メンバーを変えずに迎えた後半は、FC N.が攻勢を強める展開に。積極的なハイプレスと勢いに乗った攻撃に、SHIBUYA CITY FCは徐々に押し込まれる時間が増えていく。苦しい展開に対応すべく、SHIBUYA CITY FCは61分に#6 阿部に代わって#2 山内稔之を投入すると、続く69分には#28 布施、#77 轟木、#14 本田に代えて、#18 井上大地、#12 鈴木友也、#98 伊藤隆人を投入。この3枚代えで、#2 山内、#12 鈴木、#20 岩沼、#41 渡邊、#50 景山を並べる5バックへと変更し、チームのバランスを整える。
守る時間も長くなった中で、光っていたのはチーム全体のハードワークだ。とりわけ、交代するまでの#77 轟木や#14 本田をはじめとしたスタメン組は前線からのプレッシャーで相手のビルドアップを制限しながら、自陣にまで戻りブロックを形成するなど、豊富な運動量で大学生にも劣らない強度の高さを見せつけた。
82分には足を攣ってしまった#11 河西と#17 水野智大を交代。殊勲のゴールを挙げた11番は、得点以上にその運動量でチームに貢献し続けた。
その後も危ないシーンを迎えながらも、GK#38佐藤を中心に集中した守備をみせ相手の攻撃をシャットアウト。首位との一戦を見事1−0で勝ち切った。
5月の3連戦の最終戦となった今節。首位との一戦は予想通り決して簡単ではなかったが、掴み取った勝ち点3の価値は非常に大きい。
この試合を通して見られたのは、戦い方の幅の広さと、チームとして勝ち切る力だ。後半からのシステム変更は増嶋監督によれば「想定よりも少し早くなった」とのことだったが、相手に合わせて柔軟な戦い方を示すことができたのは非常に大きな収穫である。
また、ここまでの7試合を通じて、全く同じスタメンは1試合もない。例えば前節はベンチから外れた#28 布施はこの1週間を経てスタメンの座を勝ち取っている。そんな中で、開幕戦以降は6連勝と勝負強さを見せている。試合後に増嶋監督が語ってくれたように、「誰が出ても戦える」そして「勝ち切る力がある」ことを証明したここまでの前半戦となった。
なお、今節はこれまでチームを支えてくれていた田島トレーナーの最後の試合。これまでの献身に対して勝利という最高の形で送り出すことができた。
次節は6月18日。3週間もあれば、メンバーが再び大きく入れ替わっていても何も不思議ではない。見事3連勝で乗り越えた5月の勢いをそのままに、次節へと準備を進めていく。