KICK OFF |
2:00
スポレクパーク Dコート
SHIBUYA CITY FC
EDO ALL UNITED(2回戦)
1
0
2023シーズン 関東社会人サッカー大会
2023年11月5日
GAME RESULT
GAME REPORT
ハイライト映像
マッチレポート
劇的弾での勝利の余韻も残る中で迎えた、関東昇格をかけたトーナメントの2回戦はSHIBUYA CITY FCにとって2つの借りを返す試合だった。一つは昨年の同大会で超えられなかったラウンドであること、もう一つは開幕戦で敗れたEDO ALL UNITEDとの再戦となったことだ。
本田圭佑氏をオーナーとするEDO ALL UNITEDは今季の東京都社会人サッカーリーグを3位で終え、今大会は初戦で千葉県1位の市川SCを下して駒を進めた。リーグ開幕戦では、SHIBUYA CITY FCが2人の退場者を出し1−2で敗れた相手で「ここに勝たないと昇格できない」と選手と監督が語る、まさに待ち望んでいた対戦となった。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは昨日から3名を変更。#38佐藤海斗がGKを務め、4バックは右から#50 景山豪、#37 山出旭、#20 岩沼俊介、#12 鈴木友也。ダブルボランチに#14 本田憲弥と#8 植松亮とここまでは1回戦と同じ顔ぶれとなった。変更があったのが2列目で、昨日途中から出場した3名#3 大津佑和、#28 布施周士、#11 河西守生がスタートからプレー。中央最前線には2日続けて#98 伊藤隆人が入った。
試合は1回戦同様、SHIBUYA CITY FCがボールを握る展開で進む。しっかりとブロックを敷いてくるEDO ALL UNITEDに対して得点を挙げることはできないものの、初戦での勝利で緊張が解れたのか、増嶋監督が語ったように「SHIBUYA CITY FCらしいサッカー」をみせ相手ゴールに再三に迫る形を作り続ける。一度は#98 伊藤が混戦からゴールネットを揺らすシーンを作るも、惜しくもオフサイド。0−0のまま前半を終えた。
後半は更にSHIBUYA CITY FCのペースに。後半12分に初戦で決勝点を挙げた#19 政森宗治を#98 伊藤と代えて投入。枠に嫌われたボックス外からのボレーシュートや、#50 景山が迎えた決定機のきっかけとなるシュートを放つも、あと少しのところで得点とは至らない。
前日の劇的勝利とPK戦への不安が交互によぎるような展開。そんな中で試合は再び劇的な形で幕を閉じた。後半アディショナルタイムのラストプレー。#17 水野智大(後半28分に#11 河西と交代)がPA手前でFKを獲得すると、キッカーの#15 比留間輝(後半22分に#28 布施と交代)が放ったボールに走り込んだのは左SBの#12 鈴木。「信じて走り込むだけだった」どんぴしゃのボールにヘディングで合わせ、遂にライバルのゴールをこじ開けた。
これで試合は終了。昨年の関東大会とリーグ戦の雪辱を晴らす勝利を掴み取った。2日連続での劇的勝利はまさにサッカーがサッカーたる所以を示すような展開となった。1本のパス、1本のシュートがその試合の結果の全てを左右する。そのスリルと興奮が市原スポレクパークを包み込んでいた。
そんな中でもレギュラーシーズンに見せたセットプレーの強さと堅い守備で勝利を手繰り寄せたSHIBUYA CITY FC。「最終ラインの4人とボランチの2人と声を掛け合ってリスク管理をした」と#12 鈴木が語ってくれたように、2試合続けてフル出場を果たした中盤と最終ラインの6人は相手にほとんど攻撃の機会を許さず、試合を見事にコントロールしてみせた。
準決勝の相手は埼玉県リーグを3位で突破したCOEDO KAWAGOE F.C。この一戦に勝利することができれば、関東昇格はほぼ確実なものとなる。「この2日間でチームとして大きく成長した」と増嶋監督が語るように若手中心の今のチームはまだまだ強くなれるはず。悲願成就へ、決戦は2週間後だ。
ハイライト映像
マッチレポート
劇的弾での勝利の余韻も残る中で迎えた、関東昇格をかけたトーナメントの2回戦はSHIBUYA CITY FCにとって2つの借りを返す試合だった。一つは昨年の同大会で超えられなかったラウンドであること、もう一つは開幕戦で敗れたEDO ALL UNITEDとの再戦となったことだ。
本田圭佑氏をオーナーとするEDO ALL UNITEDは今季の東京都社会人サッカーリーグを3位で終え、今大会は初戦で千葉県1位の市川SCを下して駒を進めた。リーグ開幕戦では、SHIBUYA CITY FCが2人の退場者を出し1−2で敗れた相手で「ここに勝たないと昇格できない」と選手と監督が語る、まさに待ち望んでいた対戦となった。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは昨日から3名を変更。#38佐藤海斗がGKを務め、4バックは右から#50 景山豪、#37 山出旭、#20 岩沼俊介、#12 鈴木友也。ダブルボランチに#14 本田憲弥と#8 植松亮とここまでは1回戦と同じ顔ぶれとなった。変更があったのが2列目で、昨日途中から出場した3名#3 大津佑和、#28 布施周士、#11 河西守生がスタートからプレー。中央最前線には2日続けて#98 伊藤隆人が入った。
試合は1回戦同様、SHIBUYA CITY FCがボールを握る展開で進む。しっかりとブロックを敷いてくるEDO ALL UNITEDに対して得点を挙げることはできないものの、初戦での勝利で緊張が解れたのか、増嶋監督が語ったように「SHIBUYA CITY FCらしいサッカー」をみせ相手ゴールに再三に迫る形を作り続ける。一度は#98 伊藤が混戦からゴールネットを揺らすシーンを作るも、惜しくもオフサイド。0−0のまま前半を終えた。
後半は更にSHIBUYA CITY FCのペースに。後半12分に初戦で決勝点を挙げた#19 政森宗治を#98 伊藤と代えて投入。枠に嫌われたボックス外からのボレーシュートや、#50 景山が迎えた決定機のきっかけとなるシュートを放つも、あと少しのところで得点とは至らない。
前日の劇的勝利とPK戦への不安が交互によぎるような展開。そんな中で試合は再び劇的な形で幕を閉じた。後半アディショナルタイムのラストプレー。#17 水野智大(後半28分に#11 河西と交代)がPA手前でFKを獲得すると、キッカーの#15 比留間輝(後半22分に#28 布施と交代)が放ったボールに走り込んだのは左SBの#12 鈴木。「信じて走り込むだけだった」どんぴしゃのボールにヘディングで合わせ、遂にライバルのゴールをこじ開けた。
これで試合は終了。昨年の関東大会とリーグ戦の雪辱を晴らす勝利を掴み取った。2日連続での劇的勝利はまさにサッカーがサッカーたる所以を示すような展開となった。1本のパス、1本のシュートがその試合の結果の全てを左右する。そのスリルと興奮が市原スポレクパークを包み込んでいた。
そんな中でもレギュラーシーズンに見せたセットプレーの強さと堅い守備で勝利を手繰り寄せたSHIBUYA CITY FC。「最終ラインの4人とボランチの2人と声を掛け合ってリスク管理をした」と#12 鈴木が語ってくれたように、2試合続けてフル出場を果たした中盤と最終ラインの6人は相手にほとんど攻撃の機会を許さず、試合を見事にコントロールしてみせた。
準決勝の相手は埼玉県リーグを3位で突破したCOEDO KAWAGOE F.C。この一戦に勝利することができれば、関東昇格はほぼ確実なものとなる。「この2日間でチームとして大きく成長した」と増嶋監督が語るように若手中心の今のチームはまだまだ強くなれるはず。悲願成就へ、決戦は2週間後だ。