KICK OFF |
9:05
つくばFC万博グラウンド
SHIBUYA CITY FC
CERVEZA FC東京
3
1
2023シーズン 東京都社会人サッカーリーグ1部
2023年9月10日
GAME RESULT
GAME REPORT
ハイライト動画
マッチレポート
前節の勝利で3位以上を確定させ、関東大会への出場権を獲得したSHIBUYA CITY FC。目標はリーグ優勝、そして関東リーグへの昇格だが、まずはそのための最低限のラインを突破したと言って良いだろう。
そんな中迎えた今節は延期分の8節。相手は昨季苦渋を舐めさせられたCERVEZA FC 東京。SHIBUYA CITY FCにとっては一位に上がるチャンスを得た試合で難敵との一戦となった。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節と同じ顔ぶれ。GKは#38佐藤海斗が務め、最終ラインは右から#3 大津佑和、#50 景山豪、#20 岩沼俊介、そして#12 鈴木友也。中盤は守備的なポジションに#4 土田直輝が入り、その前に#8 植松亮と#15 比留間輝が並ぶ。前線は右に#2 山内稔之、左に#17 水野智大、中央に#98 伊藤隆人が入った。なお、#5 大村俊輔が今季初のベンチ入りを果たした。
試合は開始早々に動く。前半6分、#2 山内の左からのCKに走り込んだ#50 景山がニアで合わせ、SHIBUYA CITY FCが見事に先制。前節も先制点の起点となったペアによるゴールで幸先の良いスタートをきる。
このまま順調に進むかと思われた試合は思わぬ展開に。先制直後の前半10分、バックパスの処理にミスが出たところから#20 岩沼が相手選手を引っかけ退場に。決して厳しい接触ではなかったが、DOGSOと呼ばれる相手の決定機を阻止したプレーと判断されたことで、SHIBUYA CITY FCは残りの80分を10人で戦うこととなる。
ただここで崩れないのが今のSHIBUYA CITY FC。#4 土田をCBに降ろし、4-4-1にフォーメーションを調整。チーム全体でのハードワークをベースに強固な守備を築きつつ、カウンターでチャンスを演出すると、前半からメンバーを変えずに迎えた後半9分。自陣でのビルドアップから#2 山内が相手との競り合いを制すると、こぼれ球を拾った#15 比留間から左サイドで待っていた#17 水野へ。#17 水野が挙げたクロスは一度は流れるも、最終ラインから駆け上がっていた#3 大津が折り返し、仕留めたのは中央で待っていた#98 伊藤。左足を振り抜いたストライカーの2試合連続となるゴールで、アウェイチームが大きな追加点をあげる。
その後は押し込まれる時間も続き、後半36分にはCKのこぼれ球を決められ、2−1。緊迫感が増す中で、チームを救ったのは途中出場の#77 轟木雄基(後半33分に#17 水野と交代)だ。起点は相手のCKから。こぼれ球を#11 河西守生(後半28分に#2 山内と交代)が拾い、スルーパス。そのまま持ち運んだ#77 轟木が左足で振り抜いたシュートは相手DFに当たり、ゴールネットへ吸い込まれた。また、#77 轟木と並走し、相手DFを引きつけた途中出場の#5 大村(後半33分に#3 大津と交代)のランニングも見逃せない。
このまま試合は終了。退場者を出しながらも3-1で勝利を収め、リーグ優勝へまた一歩近づいた。試合後に増嶋監督が「数的不利での練習は常にしてきた。開幕戦は退場者が出て崩れてしまった中で、成長した姿を見せてれた」と語ったように、今季のチームの積み重ねが結実した勝ち点3と言えるだろう。
2023シーズンも残すは2試合。今節の勝利で首位に躍り出たものの、これまで全試合にフル出場していた#20 岩沼を出場停止で欠く中で迎える次節はまた難しい一戦となるだろう。選手層の厚さを再度示すことができるかどうかが鍵となりそうだ。
優勝までの必要勝ち点は4。ただ見据えるのは目の前の勝利だけだ。
■次節概要 東京都社会人サッカーリーグ1部
対戦相手:東京海上フットボールクラブ
日時 :9月17日(日) 12:00
場所 :東京海上日動多摩グラウンド
ハイライト動画
マッチレポート
前節の勝利で3位以上を確定させ、関東大会への出場権を獲得したSHIBUYA CITY FC。目標はリーグ優勝、そして関東リーグへの昇格だが、まずはそのための最低限のラインを突破したと言って良いだろう。
そんな中迎えた今節は延期分の8節。相手は昨季苦渋を舐めさせられたCERVEZA FC 東京。SHIBUYA CITY FCにとっては一位に上がるチャンスを得た試合で難敵との一戦となった。
SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節と同じ顔ぶれ。GKは#38佐藤海斗が務め、最終ラインは右から#3 大津佑和、#50 景山豪、#20 岩沼俊介、そして#12 鈴木友也。中盤は守備的なポジションに#4 土田直輝が入り、その前に#8 植松亮と#15 比留間輝が並ぶ。前線は右に#2 山内稔之、左に#17 水野智大、中央に#98 伊藤隆人が入った。なお、#5 大村俊輔が今季初のベンチ入りを果たした。
試合は開始早々に動く。前半6分、#2 山内の左からのCKに走り込んだ#50 景山がニアで合わせ、SHIBUYA CITY FCが見事に先制。前節も先制点の起点となったペアによるゴールで幸先の良いスタートをきる。
このまま順調に進むかと思われた試合は思わぬ展開に。先制直後の前半10分、バックパスの処理にミスが出たところから#20 岩沼が相手選手を引っかけ退場に。決して厳しい接触ではなかったが、DOGSOと呼ばれる相手の決定機を阻止したプレーと判断されたことで、SHIBUYA CITY FCは残りの80分を10人で戦うこととなる。
ただここで崩れないのが今のSHIBUYA CITY FC。#4 土田をCBに降ろし、4-4-1にフォーメーションを調整。チーム全体でのハードワークをベースに強固な守備を築きつつ、カウンターでチャンスを演出すると、前半からメンバーを変えずに迎えた後半9分。自陣でのビルドアップから#2 山内が相手との競り合いを制すると、こぼれ球を拾った#15 比留間から左サイドで待っていた#17 水野へ。#17 水野が挙げたクロスは一度は流れるも、最終ラインから駆け上がっていた#3 大津が折り返し、仕留めたのは中央で待っていた#98 伊藤。左足を振り抜いたストライカーの2試合連続となるゴールで、アウェイチームが大きな追加点をあげる。
その後は押し込まれる時間も続き、後半36分にはCKのこぼれ球を決められ、2−1。緊迫感が増す中で、チームを救ったのは途中出場の#77 轟木雄基(後半33分に#17 水野と交代)だ。起点は相手のCKから。こぼれ球を#11 河西守生(後半28分に#2 山内と交代)が拾い、スルーパス。そのまま持ち運んだ#77 轟木が左足で振り抜いたシュートは相手DFに当たり、ゴールネットへ吸い込まれた。また、#77 轟木と並走し、相手DFを引きつけた途中出場の#5 大村(後半33分に#3 大津と交代)のランニングも見逃せない。
このまま試合は終了。退場者を出しながらも3-1で勝利を収め、リーグ優勝へまた一歩近づいた。試合後に増嶋監督が「数的不利での練習は常にしてきた。開幕戦は退場者が出て崩れてしまった中で、成長した姿を見せてれた」と語ったように、今季のチームの積み重ねが結実した勝ち点3と言えるだろう。
2023シーズンも残すは2試合。今節の勝利で首位に躍り出たものの、これまで全試合にフル出場していた#20 岩沼を出場停止で欠く中で迎える次節はまた難しい一戦となるだろう。選手層の厚さを再度示すことができるかどうかが鍵となりそうだ。
優勝までの必要勝ち点は4。ただ見据えるのは目の前の勝利だけだ。
■次節概要 東京都社会人サッカーリーグ1部
対戦相手:東京海上フットボールクラブ
日時 :9月17日(日) 12:00
場所 :東京海上日動多摩グラウンド